Q&A
大丈夫です。一つのことに集中できることは、素晴らしいことです。好きな遊びをたっぷりと遊び込んで充分に満足することが、次の遊びを展開させる力となります。何より、「やらされる」ことより「自ら取り組む」ことが、幼児期は大切なのです。
また、充分に遊び込むと、子どもの心は安定して落ち着いてきます。そんな時、子どもは周りに目を向ける思いやりや優しさを持つようになります。そして、自分はどのような行動をとるべきかを考えるようになるのです。言われてするのではなく、自ら今何をすべきかを考える子どもとして育みたいのです。
入園するにあたっての基準はありませんが、トイレや食事、衣服の脱着が一人でできることが望ましいです。前述のことができれば良とします。なぜなら、幼稚園教育保育すなわち集団教育保育はこれらが自分でできて初めて成り立ちます。その年齢が3歳からとなるからです。
幼稚園で毎日楽しく過ごして、友達と遊びを広げる中で、必要なことはすべて身についていきます。むしろ、「○○ができないと、幼稚園に入れないわよ」と脅かす方が問題です。幼稚園が楽しいところではなく、こわいところになってしまいます。
心配ありません。もしトイレの自立ができていなかったら、幼稚園に入ってからできるようになればいいのです。保護者と協力しながらトイレトレーニングできるようにしていきます。ご安心ください。幼稚園に入ったらトイレができるようになったケースも多く見られます。
早い時期から集団生活に入れる傾向がありますが、大切なことは「子どもによって」や「家庭環境によって」です。まだお母さんとの関係を強く求め、お母さんもお家でそれを受けとめることができるのでしたら、無理に入園を急がなくてもいいと思います。
子どもは、赤ちゃんで生まれ「お母さんなどの胸の中の時期」を過ごします。その次は「膝の上の時期」、そして「お家の中での時期」と、徐々に活動を広げていきます。3歳くらいになると、「内から湧き上がる力」によって「外へ」と活動が広がり、「友だち」が必要となります。「遊びを求めているな、広い世界が必要だな」と感じられるようになったら、入園を考える時期にきたといえるでしょう。
なお、幼稚園の保育形態も大切です。あまり課題の多い幼稚園ですと、3年保育は負担が大きすぎる場合もあるでしょう。ゆったりと生活できる、遊びを中心にした保育形態が望ましいと考えます。
ありません。仏教保育は、信仰の育成や強制ではありません。仏教の教えを大切にした幼稚園生活を過ごしているとお考えください。ですから、違う宗教の方でも大丈夫です。幼稚園生活では、毎朝お天気のいい日には本堂でお地蔵様に手を合わせ、園長先生のお話しを聞きます。
行なっています。年間を通して、年末年始とお盆の期間を除いて預かり保育は行っています。夏休みのほか、冬休みや春休みも、預かり保育は行っています。(1号認定園児の場合預かり保育料は別途必要になります)
また、預かり保育を利用できる対象者は、園児のほか、園児の兄弟姉妹も受けて入れています。
大丈夫です。栄幼稚園は、発達や特別支援の必要性に応じて受入れ可能か否かを判断させていただき、関係機関と連携を取りながら受け入れています。